⼊職後3年くらいまでの⽅のコースです。乳幼児期から成⼈期を対象とする⽅まで、「座学でしっかり学び」→「悩みを出し合い」→「学びを共有して明日からの実践につなげる」という構成で、グループワークもしながら学び合います。「わからない」を共有し合って、お互いの学びを深めましょう。⽬の前で起こっている問題や悩みを発達的に読み解くとどうなるのか。そのような⾒⽅・考え⽅の⼊り⼝に⽴てることをめざします。講義で発達や発達保障について基本的なことを学び、実践の楽しさや難しさについて、みんなで分かち合いましょう。
日程:7月13日(日)・9月7日(日)・12月7日(日)
会場:人間発達研究所研修室
時間:9時~12時30分
「発達とは?」からはじまって、乳児期から就学前までの発達の道筋を追いながら発達の基本を学ぶコースです。
発達は「~歳の発達の特徴は…」というように定点で捉えるのではなく、つながりの中で捉えることでみえてくることがあります。そのみえてきたことをどう実践にいかすのか、乳幼児健診や障害児保育などの実践事例も交えて講義をすすめます。子どもを発達の主体・発達の権利主体として捉えるということについても、皆さんと一緒に考えたいと思います。
日程:6月29日(日)・7月27日・8月31日(日)・9月28日(日)・10月26日(日)
会場:人間発達研究所研修室
時間:13時30分~16時30分
実践記録を書く――。「何」を書いたらいいのか。「どう」書いたらいいのか。日々の実践の一コマ、相手の思い、自分の思いを言語化できるようになること。10年後に読み返しても「生き生きとした姿が目に浮かぶ」ような記録を書くことをめざします。今年度も①集中講義(対面開催)と、②自分で書き上げたい人のゼミ(オンライン開催)の2本立てを企画しました。①のみの受講も可能です。②は個別添削もしながら、実践記録を1本書き上げられるようにサポートします。初任~中堅の人に。
日程:7月13日(日)・10月5日(日)・11月16日(日)・個別添削・2月15日(日)
会場:コラボしが21(大津市打出浜2-1)7月13日のみ
時間:7月13日は、12時45分~16:45分。オンラインのゼミは9時~12時
日々向き合っている障がいのある子どもや青年・高齢者へのとりくみ(活動や仕事)やその姿、生き方について、参加している多様な職場の人たちの眼でいっしょに解きほぐしてみませんか。自分の実践を多様な視点から見直してみることで、「わたしも、
なかなかやん」「こういう見方があったか」など、障がいのある人たちの内にある「ねがい」に触れ、新たな気づきに出会えて、自分自身も発達します。そんなコースです。 発表される実践報告から、いま大切にしたいことについて意見交換したり、参加者の感想から自分のところではこうしているという比較の議論も起こったりします。難しい話をするというより、こんないろんな話が職場でもやれたらなぁという、職場を変えていくおみやげ付きのコースです。
日程:6月28日(土)・8月24日(日)・10月19日(日)・12月21日(日)・3月1日(日)
時間:13時~16時(初回のみ9時30分から12時30分)
会場:人間発達研究所研修室
参加者の日頃の疑問や関心を出発点に、日頃ピンとこない福祉政策について講師がわかりやすく解説します。実践の厳しさがどこからきているのか、どういう考え方からきているのか、個人の発達と集団や社会のあり方をつなげて理解ができるような意見交流を行います。昨今は制度が変わるスピードが速く、その「改正」はどういう意味があるのかということを考える時間は、日々の実践のなかではなかなかとれないのが実態です。ですから「自分たちの実践が、今日の社会の在り方の中でどこに向かっているのか、主人公は
誰なのか」に気づける「発達保障の眼」をこのコースでつけていきましょう。 主には社会保障審議会障害者部会やこども家庭庁障害児支援部会、報酬改定などを中心にミニ講義と意見交換をします。時間があれば、社会保障や人権について“井戸端”トークをしようと思います。
日程:6月28日(土)・7月19日(土)・9月20日(土)・11月29(土)・2月21日(土)※
時間:13時~16時(初回のみ13時30分~16時30分)
会場:人間発達研究所研修室 ※印刷版要綱では日程が2月21日(日)となっています。お詫びして訂正します。
田中昌人らの「可逆操作の高次化における階層-段階理論」の学習をすすめます。2025年度は、幼児期中頃(3歳から5歳未満)に焦点をあてて学びます。前半は田中昌人『人間発達の科学』青木書店,1981年、田中昌人『人間発達の理論』青木書店,1988年をテキストに、「話しことば獲得期」や「自制心の形成」の時期の理論とその発展過程を学んでいきます。後半は田中昌人・田中杉恵『子どもの発達と診断4:幼児期Ⅱ』大月書店,1986年をテキストに発達診断と発達支援の実際について学んでいきます。併行してDVD版『発達診断の実際3歳児・4歳児』,
『あそびの中にみる3歳児・4歳児』等の映像を活用して行きます。
幼児期前半の発達を学習したい方、発達理論を学習したい方、実践者、大学院生、若手研究者のみなさん参加を期待しています。公開学習会・集中講義も別途計画します。
難解といわれる発達理論ですがゼミナール形式で楽しく集団的に学んでいきましょう。
日程:6月7日(土)・7月5日(土)・7月26日(土)・8月30日(土)・9月27日(土)・10月25日(土)・11月15日(土)・12月20日(土)・1月10日(土)・1月11日(日)
時間:13時30分~16時30分
会場:人間発達研究所研修室
発達診断と、保育・教育の専門性に基づいた子ども理解には、方法論の相違もありますが、子どもの内面世界を読み解き、その願いや悩みを再発見するという目標は共有されるものです。発達診断に実践的な視点を導入して、子ども理解を深めていくのに必要な発達研究の方法を確認して、受講者の皆さんが発達診断において工夫されていることを交流します。
日程:8月30日(土)
時間:13時~16時
会場:大津市内の施設利用
このコースは、発達診断において欠かせない基本的な概念の整理(講義、文献学習)と、事例を通しての学び(演習)の組み合わせによって学習していきます。新版K式発達検査を学んだことがある人、発達相談・発達診断に携わっている人が対象です。同時に「発達診断方法論~基本編~コース」を受講されることをお勧めします。
日程:9月13日(土)・10月11日(土)・12月13日(土)・1月10日(土)・2月14日(土)
時間:13時~16時
会場:人間発達研究所研修室(1月10日は大津市内の施設利用)
2年間で修了論文を書き上げ、『人間発達研究所紀要』への投稿や学会等への発表をめざします。2か月に1回程度の全体ゼミと発表会があり、担当教員が伴走的に執筆を支援します。申し込みに際しては研究計画を作成していただき、面接(オンライン)のあと受講を決定します。紀要への投稿は、先行研究やテーマの妥当性・独自性が必要な原著の他に、実践記録、事例検討、研究ノート、動向、報告、実践紹介、資料等があります。発達に関わる論文の場合は、心理学の基礎的学習を終えられていることが望ましいです。締め切りは9月末です。
アーカイブ
●「発達・発達保障を学ぼうとする方に」中村隆一(人間発達研究所所長)
(2023年度事前学習会&説明会 開会あいさつ) >>>YouTube
●「発達保障学校の4つの宝物」中村隆一(人間発達研究所所長)
(2022年度事前学集会&説明会 開会あいさつ) >>>YouTube
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