入職後3年くらいまでの方が対象です。乳幼児期から成人期を対象とする方まで、グループワークもしながら学びあいます。目の前で起こっている問題や悩みを発達的に読み解くとどうなるのか。そのような見方・考え方の入り口に立てることをめざします。発達や発達保障について基本的なことを学び、実践の楽しさや難しさについて、みんなで分かち合いましょう。4年ぶりの対面開催で、内容も新たになります。
日程:6月23日(日)・9月29日(日)・12月1日(日)
時間:9時〜12時30分
「発達とは?」からはじまって、乳児期から就学前までの発達の道筋を追いながら発達の基本を学ぶコースです。発達は「〜歳の発達の特徴は…」というように定点で捉えるのではなく、つながりの中で捉えることでみえてくることがあります。そのみえてきたことをどう実践にいかすのか、乳幼児健診や障害児保育などの実践事例も交えて講義をすすめます。※都合により日程の変更があります
日程:6月16日(日)・7月28日(日)・8月18日(日)・9月15日(日)・10月20日(日)
会場:大津市内
時間:13時30分〜16時30分
実践記録を書く――。「何」を書いたらいいのか。「どう」書いたらいいのか。日々の実践の一コマ、相手の思い、自分の思いを言語化できるようになること。10年後に読み返しても「生き生きとした姿が目に浮かぶ」ような記録を書くことをめざします。今年度は@集中講義(対面開催)と、A自分で書き上げたい人のゼミ(オンライン開催)の2本立てを企画しました。@のみの受講も可能です。Aは個別添削もしながら、実践記録を1本書き上げられるようにサポートします。初任〜中堅の人に。
日程:7月28日(日)・10月6日(日)・11月17日(日)・個別添削・2月9日(日)
会場:コラボしが21(大津市打出浜2-1)7月28日のみ
時間:7月28日は、12時45分〜16:45分。オンラインのゼミは9時〜12時
日々向き合っている障がいのある子どもや青年へのとりくみ(活動や仕事)やその姿や生き方のとらえ方を、コースに参加している多様な職場の人たちの眼でいっしょに解きほぐしてみませんか。自分の実践を多様な視点から見直してみることで、「わたしも、なかなかやん」「こういう見方があったか」など、障がいのある人たちの内にある「ねがい」にも触れ直して新たな発見や気づきに出会える、そしてそのことで自分も変わる、そんなコースです。
具体的には、参加者が実践報告をします。その報告を参加者みんなで議論しながら、時にテーマを設定して話し合います。そのなかで個人の発達にかかわることだけではなくて、実践の進め方や組織論、地域づくり、今の施策のことなどの意見交換もできればと思っています。発達保障とソーシャルワークのコースともいえるかもしれません。
一昨年は「徹底的に向き合う」ことがもつ力について話題になりました。
日程:6月23日(日)・9月29日(日)・11月24日(日)・1月26日(日)・3月2日(日)
※印刷版の要綱では3月1日(日)となっています。お詫びします。
時間:13時〜16時(初回のみ9時30分から12時30分)
会場:人間発達研究所研修室
参加者の日頃の疑問や関心を出発点に、日頃ピンとこない福祉政策について講師がやさしく解説し、そこから職場とくらしと実践をつなげて理解ができるようにテーマを設定して意見交流を行います。そして、個人の姿や事業所の実践について、社会のあり方との関係で評価できる力をつけていきましょう。不正受給や事故や虐待が増えてきています。自分たちの実践が、今日の社会の在り方の中でどこに向かっているのか、主人公は誰なのかなど見つめ直すことができる「発達保障の眼」をつけていきましょう。
2023年度は、子ども子育て関係の施策の動きと障害児支援の政策論議の状況、障害福祉サービスの改訂の動きなどについて学習と議論を重ねてきました。2024年度は、障害福祉サービスの報酬改定の成果と課題を学習しながら、財政的なことや単位の変更の学習だけでなく、誰のためのどんな仕組みなのかにも目を向けた議論ができるようにしたいと考えています。
日程:6月23日(日)・8月25日(日)・10月27日(日)・12月22(日)・2月16日(日)
時間:13時〜16時(初回のみ13時30分〜16時30分)
会場:人間発達研究所研修室
田中昌人らの「可逆操作の高次化における階層-段階理論」の学習をすすめます。
2024年度は、幼児期前半(1・2歳児)に焦点をあてて学びます。前半は田中昌人『人間発達の科学』青木書店,1981年、田中昌人『人間発達の理論』青木書店,1988年をテキストに、「話しことば獲得期」や自我の誕生・拡大・充実の時期の理論とその発展過程を学んでいきます。後半は田中昌人・田中杉恵『子どもの発達と診断3:幼児期T』大月書店,1982年をテキストに発達診断と発達支援の実際を学んでいきます。難解といわれる発達理論ですがゼミナール形式で楽しく集団的に学んでいきましょう。
オプションで『光りの中に子どもたちがいる』(パート1〜3)や幼児期の映像を視聴する予定です。幼児期前半の発達を学習したい方、発達理論を学習したい方、実践者、大学院生、若手研究者のみなさん参加を期待しています。公開学習会・集中講義も別途計画します。※都合により日程の変更があります
日程:6月15日(土)・7月6日(土)・8月24日(土)・9月7日(土)・9月28日(土)・10月26日(土)・11月30日(土)・12月21日(土)・1月11日(土)・1月12日(日)
時間:13時30分〜16時30分
会場:人間発達研究所研修室
発達診断と、保育・教育の専門性に基づいた子ども理解には、方法論の相違もありますが、子どもの内面世界を読み解き、その願いや悩みを再発見するという目標は共有されるものです。発達診断に実践的な視点を導入して、子ども理解を深めていくのに必要な発達研究の方法を確認して、受講者の皆さんが発達診断において工夫されていることを交流します。
日程:8月31日(土)
時間:13時〜16時
会場:人間発達研究所研修室
このコースは、発達診断において欠かせない基本的な概念の整理(講義、文献学習)と、事例を通しての学び(演習)の組み合わせによって学習していきます。新版K式発達検査を学んだことがある人、発達相談・発達診断に携わっている人が対象です。同時に「発達診断方法論〜基礎編〜コース」を受講されることをお勧めします。
日程:9月14日(土)・10月12日(土)・12月14日(土)・1月25日(土)・2月22日(土)
※印刷版の要綱では12月7日(土)が12月14日に変更になっています。お詫びします。
時間:13時〜16時
会場:人間発達研究所研修室
2年間で研究論文を書き上げ、『人間発達研究所紀要』に投稿することをめざします。2か月に1回程度の全体ゼミと発表会、指導教員とのやりとりで執筆を支援します。申し込みに際しては研究計画を作成していただき、面接(オンライン)のあとに受講を決定します。紀要への投稿は、先行研究やテーマの妥当性・独自性が必要な原著の他に、実践記録、事例検討、研究ノート、動向、報告、実践紹介、資料等があります。発達に関わる論文の場合は、心理学の基礎的学習を終えられていることが望ましいです。締め切りは9月末です。
アーカイブ
●「発達・発達保障を学ぼうとする方に」中村隆一(人間発達研究所所長)
(2023年度事前学習会&説明会 開会あいさつ) >>>YouTube
●「発達保障学校の4つの宝物」中村隆一(人間発達研究所所長)
(2022年度事前学集会&説明会 開会あいさつ) >>>YouTube
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