講 師 子安増生さん(京都大学名誉教授)
日 時 2021年5月16日(日)10時~16時30分
会 場 オンライン(オンライン会議システム「zoomミーティング」を利用します)
受講料 一般5,500円(5,000円+税)、会員3,850円(3,500円+税)
25歳以下会員(1994年4月2日以降生まれ)1,100円(1,000円+税)
★後日の録画配信もあります。
講義内容
他者理解の認知機能である「心の理論」は、霊長類の進化、認知の発達、自閉症スペクトラム(ASD)などの発達障害の理解に関わる幅広い研究分野である。最初に広く生涯発達過程の理解をおさえた後、「心の理論」研究の歴史と成果を学び、最後にそれが発達障害などの理解にどう関わるかを見ていく。
講義の流れ
1時間目は、乳幼児期を中心に広く生涯発達過程について知識の確認を行う。
2時間目は、「心の理論」研究の歴史とその成果について学ぶ。
3時間目は、「心の理論」の観点から発達障害の理解を含む実践的問題を考える。
授業は、すべてパワーポイントによる教材提示で行う。
講師紹介
1950年京都市生まれ。1973年京都大学教育学部卒業、同大学院博士課程を経て、1977年愛知教育大学助手、1982年同助教授。1988年京都大学教育学部助教授、1997年同教授。2016年京都大学を定年退職し、京都大学大名誉教授、甲南大学文学部特任教授(2021年3月定年退職)。博士(教育学)。専門は発達心理学。単著に『幼児期の他者理解の発達』、『心の理論』、『出題基準対応
公認心理師のための基礎心理学』など、その他『有斐閣 現代心理学辞典』の監修者。
参考文献 事前に読んでおく必要はありません
(1) 子安増生編 (2016).「心の理論」から学ぶ発達の基礎―教育・保育・自閉症理解への道.ミネルヴァ書房.
(2) 子安増生・郷式徹編 (2016). 心の理論―第2世代の研究へ.新曜社.
タイムテーブル
10:00~10:05 はじめに(5分)
10:05~11:35 講義1(90分)
11:35~13:00 休憩 (85分)
13:00~14:30 講義2(90分)
14:30~15:00 休憩 (30分)
15:00~16:30 講義3(90分)
◆当日のレジュメ、資料は、ダウンロードでご案内します。
◆録画の配信は、終了後、編集期間を経てのご案内になります。
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